2025.09

芥川龍茂助　最近、芥川龍之介の『歯車』を読みました。この作品は、作家自身の心の不調や、生きることへの不安が色濃く映し出された、とても繊細で静かな物語でした。主人公は、現実と幻覚のあいだをさまよいながら、次第に自分の存在が崩れていくような感覚におそわれます。街の風景や人の姿が少しずつ歪み、「世界の歯車が狂っている」と感じるようになる——そんな描写が胸に残りました。中でも印象的だったのは、「雨の中の灰色の街」や「歯車がカチカチと回る音」のような場面です。何気ない日常の音や景色が、心の不安を映す鏡のように描かれていて、自分の中の静かな闇を見つめているようでした。しかし、この作品を読んで感じたのは、ただの絶望ではありません。人は誰しも、心の歯車が噛み合わなくな...
本日も、笑いヨガ教室にご参加いただきありがとうございました😊今日も、明るく楽しい笑顔でいっぱいのひとときとなりました。ご参加いただいたのは、60代から90代までの皆さま。中でも90代の男性の方は、女性陣の元気なパワーに囲まれて、圧倒されながらもとても楽しんでくださいました✨笑いヨガは、年齢や性別に関係なく、どなたでも楽しく取り組める体操であると、改めて実感した一日でもありました。そして教室の最後に、その男性が「若くなりました」とおっしゃってくださった一言が、とても嬉しく心に残りました。笑いの力は、心にも体にも素晴らしい影響を与えてくれるのだと、私自身も再確認できた瞬間でした。これからも、もっともっと多くの方に、笑顔と笑いの楽しさ、すばらしさを味わって...