夏目漱石 こんにちは。笑いヨガリーダー辻です。今回は、笑いヨガの観点から夏目漱石の小説『三四郎』を、感想をお届けします。
漱石といえば難しい文学、という印象を持たれる方も多いかもしれませんが、この物語には、心に静かに染み入る恋が描かれていました。
九州から東京に出てきた青年・三四郎。彼が出会ったのは、美しく、どこか影のある女性・美禰子でした。出会った瞬間に心が惹かれるような、淡く美しい恋が始まります。三四郎は、自分の想いに気づいていながらも、言葉にできずにいます。読んでいると「もう少し、素直に伝えられたら…」と、思わず応援したくなる場面が何度もありました。その美禰子の言葉は、詩のように美しく、どこか遠回に言葉数少なく描かれています。
はっきりとした「好き」という言葉は出てきませんが、その奥にある気持ちは読み取ることができます。
でも三四郎は、、踏み出すことができません。若さゆえの不安や、恋に臆する心でしょうか。
純愛とは、ただ想いを伝え合うこと以上に、「伝えられなかった想い」にも、深い意味があるのだと気づかされました。
笑いヨガでは、笑うことで心のエネルギーを外に出し、整えていきます。
感情も同じで、抱え込まずに外に出すことで、心は軽くなるります。
三四郎が自分の気持ちを笑顔で伝えられていたら、きっと世界が変わっていたかもしれません。結末は、ぜひお読みになってください。私もおっ。。。
その静かな余韻の中にこそ、純愛の美しさがあると感じました。
大切なのは、気持ちを伝える勇気かな。。
恋も、笑いも、素直に表現することで、人と人との心は通い合います。
今日も笑顔で心に素直に。ラブ&ラフター!😊
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